【漫語り】

自分が触れてきた漫画などについての感想(SNSではバッシング怖くて書けないような批評)など。どしどしコメント求めます(*^^)v

うしおととら 雑記 【漫画の感想】

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readingcomics.hateblo.jp

感想

王道漫画界の王道漫画であり、漫画の中の漫画な漫画。

うしとらって、一言で表したら「漫画」なんよね。うしとらに限らず、ジュビロ(藤田)先生の描く創作は、どこまでも漫画や。

まず、漫画に限らず創作は、リアルなだけやと成り立たん。どこかにファンタジーを感じさせて初めて紙の上の物語となり得る。

金魚屋古書店」からの引用やけど、「漫画は所詮紙の上でのことでしかない。しかしそれ故に無限の可能性がある」ってのが一番うしとらにしっくりくる。うしとらに現実味はないし、起承転結を知ってるだけでもその場のLive感で魂燃やし尽くしとるなってのが透けて見える。けど、紙の上のファンタジーやからこそ、それをも覆す無限のファンタジーが作られ、今も語り継がれる名作になったんやと思う。

うしとらの妖怪ほとんど覚えてない説

俺とか記憶力がマジでクソゴミやからあれなんやが、あんだけ長く続いたのにどんな妖怪がおったかほっとんど覚えてへん。

「こんな風に面白いで・面白かったで」ってのはスラスラ言えるのに、中身だけぱっくり抜き取られてる感じなんよな。ほんまに中身だけやねん。感覚などなどは今もずっと覚えとるのに。

読んでくれとる方はそんなことないんやろか(´ε`;) 

アニメについて

あれはなー。難しいよなー。作者も噛んどったとはいえ、初めに言ったようにあれは漫画の中の漫画やから。コマ割りされて、紙の上で表現されてないとにじみ出ない魅力がたくさんあるからなー。

アニメでは見せゴマの余韻とか強調とかに不便があるから、そこが突出して強い漫画はあんまりアニメには向かんと思う。

とはいえ、ジュビロ(藤田)先生嬉しそうやったしな。それも含めて良かったんやと感じるわ。