喧嘩商売(喧嘩稼業) 雑記【漫画の感想】
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感想
突然覚醒したギャグ漫画家
「幕張」や「泣くようぐいす」で物議を醸しまくっていた問題児が、まさかこんな新しい格闘漫画の形を生み出すなんて思いもせんかったよ。他にもギャグ漫画家が覚醒(この表現は失礼かも)した例はいくつかあるけど、喧嘩商売も相当なもん。「奈良づくし」とか描いてた人が「金剛」とか「煉獄」とか言うてるんやもんよ(笑)そら、びっくりよ。
なりたくなかった大人に気づけばなっていたよ
でも、それに呼応するように無理してるのは感じるな。ギャグの質とシナリオの質は似て異なるもんやから、いっぱいいっぱいなんやと思う。あんだけ、冨樫先生を代表する、「原稿落としまくってる漫画家」をいじりまくってたのに、今では自分がそうやもんな。落としまくるはまだしも、某ジョージ先生のように内容まで落としまくるなんてことはやめて欲しいな。
陰陽トーナメントはホンマに予想できん
漫画界のトーナメント屈指の優勝予想が難しい大会といえば陰陽トーナメントになるんかもしれん。主人公不在とかよりややこしいで。そもそも普通に優勝からの田島との特別試合に移行するかも定かやないし。場外戦とかもありまくりやからなー。執筆を投げ出す的なパターンすら有り得る。
ホンマに十兵衛が絶妙なんよなー。大会の参入の仕方も予想できんかったし(特に倒した相手が)、リング場で同条件の五分でスタートしたら秒殺されるくらい他の闘技者と基礎スペックの差がある。だから、前提として場外戦は必須やし、勝ち残れるかも分からん。でも、勝ち残って優勝するパターンも、策略でかき回してめちゃくちゃにしてまうパターンもあるかもしれへん。とにかく予想できる幅が広すぎるんや。
個人的には有耶無耶パターンやないかなと思う。ストレートにいくとはちょっと思われへんな。文さんあたりは何か仕掛けるんやないかなー。