嘘喰い 雑記(屋形越えまで)【漫画の感想】
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感想
屋形越えまで描ききったってすごくね?
正直、「どこで風呂敷広げすぎて潰れるんやろ」と思いながら読んでたんやけど、要所要所できっちり繋げながら、ばっちり締めたね。
瞬間風速が出てグーンって伸びても次のエピソードでズドーンって落ちたりするギャンブル漫画という世界の中で、約50巻一定のクオリティを保って、目的(テーマ)を達成するのはホンマにすごい。ぶれてないから中だるみもあんまりないし、久々に安定感のある漫画が出てきたなという印象。
でも、だからこそ作者の心情が気になるな。読んでてなんか、福本伸行作品のような一瞬の狂気というかカリスマというか、ひっくるめて華のある作品への憧れを強く感じるんよ。どうやっても枠からはみ出られへん感じで、作者的に、この作品に対してどのような印象抱いているのか、インタビューとかがあれば読んでみたいな。
メディアの皆さん今でっせ!!
嘘喰いは間違いなく一段落というか、目的を終えた漫画と言える。てことはや、
アニメ化でしょ。
実写してる場合やないよ!正直、確実に成功する超優良物件や。今年の清宮くんと同様に競合競合大競合の取り合いになってもおかしくないはずや。
まず、安定したシナリオ。そして、男受けも女受けもする絵柄、サブカルも引きつける内容、十分なストックに、屋形越えっていう結末ポイントすらも設けられてる。
どう考えても最強やんけ!!
何期も作れて利益も間違いなし。そして、一段落ついた作者にもアニメに関わっていただいて深夜アニメを牛耳ると。
副産物でグッズ展開もできるかもしれん!(キャラもの以外のところでも)
すでに制作中ならおめでとうございます。まだなら、早くしろ!間に合わなくなってもしらんぞ!!